ランディングページが作成できるおすすめのWordPressテーマをまとめました。
ランディングページの作成は想像以上に費用がかかります。ランディングページを業者に発注すると
- 原稿を自分で用意する場合:15万〜30万円
- 全て任せる場合は50万円〜
ほどが相場です。
一方でランディングページを自作する場合は、サーバーとドメイン、WordPressテーマのみで作成できます。
上手くWordPressを活用することで、コストを抑えてメンテナンス性の良いランディングページ(LP)を自作することができます。
そこで、この記事ではランディングページが作成できるおすすめのWordPressテーマとプラグインをご紹介します。
本記事では、以下の4つに分けて14のWordPressテーマと3つのプラグインをピックアップしました。あなたのランディングページ作成に役立つテーマやプラグインが見つかれば幸いです。
- 無料テーマ4つ
- ランディングページの作成に特化した有料テーマ4つ
- ランディングページが作れる機能が付いている有料テーマ6つ
- ランディングページ機能が追加できるプラグイン3つ
今すぐにおすすめが知りたい方は以下を参考にしてみてください!
パズル感覚でランディングページが作れる最強LP用WordPressテーマ「Colorful」
WordPressを使ってLP(ランディングページ)の制作をお考えなら「Colorful」がおすすめです。ランディングページを作るために開発されたテーマなので、プログラミングやデザインなどの知識がなくても、高品質なランディングページが作れるのが魅力です。
【関連記事】【最新版】LPを爆速で作成!Colorful(カラフル)の評判、レビュー、口コミは?【WordPress】
既存のWordPressテーマを変更せずにランディングページ(LP)制作機能を追加できる最強プラグイン「Danganページビルダー」
すでにWordPressでサイトを運営されている方には、テーマを変更しなくてもランディングページ制作機能を追加できる「Danganページビルダー」のプラグインをおすすめです。プラグインを入れるだけで、既存サイトにランディングページ制作機能を追加できます。
【無料テーマ】ランディングページが作れるWordPressテーマ
まずランディングページを作成することができる無料テーマを3つご紹介します。
無料テーマのメリットは手軽にランディングページの作成ができることです。一方で無料テーマはカスタマイズを前提に提供されているため、最低限の機能やデザインで構成させています。そのため、ランディングページを作成することはできるのですが、HTMLやCSSを使ってのカスタマイズは必要になります。
無料テーマでランディングページを作成するサイトのベースを作り、後ほどご紹介するプラグインでランディングページを作成するという方法もあります。
Business Press(ビジネスプレス)
Business Pressはあまり有名ではないのですが、ビジネスサイトを構築するならかなり優秀なテーマです。もちろん、ランディングページやセールスレターも作れます。
Business Pressは日本人が制作しておりデフォルトで日本語が綺麗に表示されるようにデザインが計算されているため、体裁を整えるために後から追加CSSを書き足す必要がありません。デザインの調整も最小限で使用できるため、HTMLやCSSの知識がなくても簡単に操作できます。
個人的に嬉しいのは新エディタであるGutenberg(グーテンベルグ)に完全対応している点です。Gutenbergの機能を余すことなく使用できるため、直感的にデザインをすることができます。
見出しや一部セクションの全幅表示がデフォルトで備わっている点はランディングページやセールスレターを作成するうえで便利な機能です。
全幅表示は今回ご紹介する他の無料テーマではない機能です。
気になる方はぜひデモサイトをチェックしてみてください。
Business Pressのダウンロードはこちら
Business Pressのデモはこちら
Cocoon(コクーン)
無料テーマと言えば外せないのがCocoonです。無料とは思えない高機能なテーマでブログやサイトのデザインや機能をボタン一つで簡単に設定できます。
サイドバーを表示しないワンカラムやランディングページ用の設定もあるので、手軽にランディングページを作成することができます。
ヘッダー画像やボタン、カラムの設定など汎用性の高いテーマです。ただし便利な機能は多いですが、やはり無料テーマなのでデザインは洗練されているとは言い難いです。
そのため、デザインにこだわる場合はHTMLやCSSによりカスタマイズが必要になります。
ちなみに当サイトはCocoonのを使用しています。
Xeory Base(セオリーベース)
コンテンツマーケティングで有名なバズ部が無料で配布しているWordPressテーマです。
投稿と固定ページ以外にランディングページの作成機能があり、ページごとに異なるCTAボタンも設置できるのでランディングページ制作にはぴったりです。
しかし、デモサイトを見ていただければ分かりますが、Xeory BaseはCocoon以上にカスタマイズを前提に作られているため、細かなカスタマイズが必要です。
シンプルで文字を中心のランディングページを作成する場合は選択肢に入れてもよいでしょう。
ブログ記事とLP用のCSSが別に用意されているため、ブログ記事に影響なくランディングページ用の見出しのデザインをカスタマイズできるところは良い点です。
【2023年3月2日追記】
一時期は好んでXeory Base(セオリーベース)を使用していたのですが、最近はより良い有料テーマが増えてきたので、積極的におすすめはしません。
Xeory Baseのダウンロードはこちら
Xeory Baseのデモサイト
Xeory Extension(セオリーエクステンション)
Xeory Extensionもバズ部のテーマです。Xeory Baseはブログ型のサイトがメインでしたが、Xeory Extensionはランディングページやオウンドメイディアの作成に適しています。
こちらもカスタマイズを前提としたテーマなので、デザインが質素、よく言えばシンプルな作りです。
シンプルなランディングページや文字を中心としたセールスレターを作成する方におすすめです。
【2023年3月2日追記】
Xeory Base(セオリーベース)と同様の理由で、Xeory Extension(セオリーエクステンション)も現在はアップデートや機能追加もないため、わざわざ使用する必要もないかなと思うので、積極的におすすめはしません。
Xeory Extensionのダウンロードはこちら
Xeory Extensionのデモサイト
【おすすめ】ランディングページを作成する専用WordPressテーマ【有料】
続いてランディングページを作ることに特化したWordPressテーマをご紹介します。
有料ではありますがコーディングなしで、本格的なデザインのランディングページを作ることができるためコスパは良いです。
ブログやWebサイトとは別のドメインやサイトで、ランディングページだけを単独で作成したい方におすすめです。
更新をしていくようなブログの構築には向いていないので注意してください。
【迷ったらコレ!】Colorful(カラフル)|ランディングページ制作専用のWordPressテーマ
ランディングページ用のWordPressテーマとして真っ先に出てくるのがColorful(カラフル)です。ランディングページ専用とだけあり、ランディングページに必要なパーツが揃っています。
私も実際にカラフルを使用していますが、ランディングページ用のWordPressテーマで迷ったら、カラフルを選んでおけば間違い無いと自信を持っておすすめできます。
これは本当におすすめのテーマです。ランディングページを作りたいならColorful(カラフル)しかないと思います。
ランディングページ、セールスレターと用途は幅広く、成約率をあげるためのページを作成するために必要な要素が揃っています。
カラフルの評判や口コミはこちらの記事にまとめましたので、良かったら参考までにご覧ください。
【最新版】LPを爆速で作成!Colorful(カラフル)の評判、レビュー、口コミは?
LIQUID LP(リキッドエルピー)
LIQUID LP(リキッドエルピー)もランディングページ用テーマでは定番の商品です。カラフルよりもサイトに近い形でランディングページが作成できます。
企業のサイトやサービスの紹介などのランディングページの作成に適しています。
カラフルとの違いは通常のテーマと同じでブログの一覧表示やホームページとしても使用できる点でしょう。サイト内にランディングページを構築したい場合におすすめです。
LIQUID LPで作られたランディングページのデモサイトが3つありましたので、完成イメージが知りたい方はチェックしてみてください。
個人的にはデザインがイマイチなので、CSSでのデザイン調整が必要です。
LIQUID LPのランディングページのデモサイト1
LIQUID LPのランディングページのデモサイト2
LIQUID LPのランディングページのデモサイト3
KITEKITE
KITEKITEはColorful(カラフル)と同じタイプのランディングページ作成用のテーマですが、KITEKITEの方が細かなデザインの調整ができます。
ただし、公式サイトを見てもらえれば感じると思いますが、少し安っぽく、怪しい雰囲気になりがちかなという感想を持ちます。
怪しいという感覚は人それそれですが、個人的には少しチープかなという印象です。
またPC表示はカラム幅が広く間延びした印象を受けます。しかし、スマホで見ると体裁が整っており、いわゆるランディングページというページが作成できます。
そのため、スマホからの閲覧をメインとした親しみやすいランディングページを作成したい方におすすめです。
【2023年3月2日追記】
こちらは結構良いなと思っていたのですが、デザイン的な古さと機能がアップデートされない点を考えると、おすすめから外させていただきます。おすすめはしませんが、気になる方は公式サイトを覗いてみてください。
OOPS!(ウップス)
最後は少しテイストが変わりますが、幅広いジャンルで使用できるランディングページ専用のテーマOOPS!(ウップス)をご紹介します。
カラフルやリキッドLP、KITEKITEに比べると、洗練された現代風なデザインのランディングページが作れます。
もちろん、ランディングページはデザインが全てでは無いのですが、取り扱う商品やサービスによってはデザインを変える必要があります。
洗練されたランディングページをデザイナーなしで作りたい方はOOPS!を検討してみても良いでしょう。
19,800円と今回ご紹介した他のテーマに比べて少し値段が上がりますが、値段に相当する価値があるテーマです。
クライアントワークにて、お客さんに提供したLPで使用しましたが、反応はかなり良かったです。アニメーションやパララックス効果がついているので、視覚的なインパクトを簡単に演出できます。(LPだと結構大切なポイントかと思います。)
OOPS!の購入はこちら(公式サイト)ランディングページが作れる機能付きのWordPress有料テーマ
続いて記事の投稿ページとは別で固定ページやランディングページ専用ページがあるテーマを紹介します。
ランディングページ専用ではなく、メインは通常のブログを作れるWordPressテーマですが、ワンカラムの設定があり、ランディングページに必要なパーツの設置が容易にできる機能が付いているWordPressテーマをご紹介します。
基本はブログとして運営しているサイトにランディングページを設置したい方におすすめです。
上記でご紹介したランディングページ専用のWordPressテーマに比べると、機能やデザインが劣ることが気になる点です。
※ランディングページ用のテーマを探しているという方にはあまりおすすめできません。
THE THOR(ザ・トール)|SEOにも強く、汎用性があるテーマ
SEOの内部対策済みのTHE THOR(ザ・トール)ですが、LP(ランディングページ)用テンプレートを標準装備されています。記事作成画面からワンクリックでLP用のテンプレートを設置できます。
サイトのデザインを簡単に変えられるテンプレートがダウンロードできるので、簡単なランディングページを作成したい場合には便利なテーマです。
単純に汎用性の高いWordPressテーマとしてもおすすめできるので、1つ持っておいて損はないと思います。ただし、メインはブログやアフィリエイトサイト向けなのは注意点が必要です。
THE THORのランディングページのデモサイト
THE THORの詳細はこちら(公式サイト)
MASSIVE|求人広告用LPを作成するなら
続いてご紹介するMASSIVEは求人サイトの作成に特化したWordPressテーマです。使用用途は求人広告に限られますが、求人広告のランディングページを作る予定の場合はかなり重宝します。
デフォルト機能で動画やアニメーションが設置できるため、動きのある高級感のあるサイトが作成できます。
求人広告や採用サイト向けと言われていますが、汎用性はあるテーマだと思います。ランディングページとコーポレートサイトを混ぜたようなテイストのサイトができるので、場合によってはLP専用テーマよりもこちらの方が良い時があります。
MASSIVEのランディングページのデモサイト
MASSIVEの詳細はこちら(公式サイト)
DROP|企業サイトの構築にぴったり
DROPはランディングページ型のWebサイトが作成可能なテーマです。動きのあるサイトがコーディングなしで簡単に作成できます。
ランディングページ型なので一つの商品やサービスを紹介するいわゆるランディングページというよりは1ページ完結のサイトという印象です。画像や要素の設定次第で様々な可能性のあるテーマです。
DROPのランディングページのデモサイト
DROPの詳細はこちら(公式サイト)
アルバトロス|初心者にもおすすめのテーマ
ブログ用のWordPressとして定番のテーマです。ランディングページ作成機能がついています。初心者でも取り扱いがしやすいテーマのため、初めてWordPressサイトを作る方にもおすすめです。
アルバトロスのランディングページのデモサイト
アルバトロスの詳細はこちら(公式サイト)
スワロー|アルバトロスと同様に使いやすいテーマ
スワローもアルバトロス同様にブログでは定番のテーマです。こちらもランディングページを作れる機能が付いています。ブログを中心にランディングページも作りたいという方は検討しても良いでしょう。
ただし、やはりランディングページ専用ではないので、ランディングページを作りたいという方はデモサイトを見てから検討して下さい。
スワローのランディングページのデモサイト
スワローの詳細はこちら(公式サイト)
アルバトロスやスワローを開発しているOpengaugeのテーマはランディングページの作成に限らず、ブロガーやアフィリエイターにもおすすめです。OPENCAGEの公式サイトこちら
ANGEL|個人のセミナーや講座のLP作成に
MASSIVEやDROPはどちらかというと企業向けのランディングページやサイト向きでしたが、ANGELは個人のセミナーや講座のランディングページを作成するのに適しています。
MASSIVEやDROPに比べると動画やアニメーションなど動きは少ないですが、自分の商品やサービスを紹介するためのシンプルなランディングページを作成できます。
ANGELのランディングページのデモサイト
ANGELの詳細はこちら(公式サイト)
ランディングページ機能を追加できるプラグイン
最後にランディングページの機能を追加できるプラグインを紹介します。
既存のサイトのテーマを変更せずにランディングページを作成したい場合におすすめです。無料テーマと組み合わせることで初期費用を抑えることもできます。
【超おすすめ】Danganページビルダー|既存のテーマを変更せずにLPが制作できる万能プラグイン!
Danganページビルダーは、現在お使いのWordPressサイトにテーマを変更することなく、ランディングページの作成機能を追加するプラグインです。
既にサイトやブログをお持ちで運営されている場合は、プラグインの利用がおすすめです。
12,800円と有料のプラグインではありますが、現在お使いのWordPressテーマにランディングページ機能を追加できるので、新しくドメインやサーバーを契約する必要がないため、プラグインの導入はWordPressのテーマを購入するよりもコストを抑えられます。
また、Danganページビルダーは日本人が開発しているため日本語対応、日本語マニュアルが公開されているのも魅力です。プラグインは基本的に海外製のため、基本操作は英語のものが多いなか日本製で、このクオリティは嬉しい限りです。
ヘッドラインから商品紹介、お客様の声や登録フォームなどランディングページに必要なパーツが全て揃っており、専用の管理画面からボタン一つで設置できます。
【関連記事】LP制作プラグインの決定版!Danganページビルダーの評判は?使い方やサンプルページも紹介【WordPress】
Landing Page Builder
Landing Page Builderはランディングページを作成に使える海外の定番プラグインです。
非公式ですが日本語のマニュアルも用意されています。また使用ユーザーが多いので、困ったことはググれば解決します。
ただし、海外のプラグインだけあってボタンやその他のパーツはシンプルなものが多い印象です。
日本で想像するランディングページとは少しテイストが違うので、その点は検討する必要があります。
Landing Page Builderのダウンロードはこちら(公式サイト)
Elementor
Elementorも海外のランディングページ系のプラグインでは定番です。
こちらも同じく海外のプラグインのためデザインはシンプルで海外のサイト寄りです。
ランディングページが簡単に作れますが、デザインの好みは分かれるかと思います。
無料でも十分使用できますが、有料版にアップデートするとテンプレートが使えるようになるため、無料版を使用してみて良かった場合は、Elementor Proにアップデートするとランディングページを効率的に作成するには優秀なプラグインになります。
WordPressでランディングページを作るなら有料テーマ、プラグインはコスパがいい
ご自身でテーマをカスタマイズできる方は別ですが、設定や調整などのコストを考えると、無料のテーマよりもランディングページ用に作られた有料テーマやプラグインがおすすめです。
- 無料のテーマをカスタマイズして使用するなら:Business Press
- ランディングページ専用のWordPressテーマをお探しなら:Colorful
- 現在使用しているサイトにランディングページ機能を追加するなら:Danganページビルダー
このあたりを見ていただければ間違いないかなと思います。
ランディングページはデザインも重要ですが、どれだけ簡単に、コストを抑えて、早く作れるかも重要なポイントです。
ぜひWordPressのテーマやプラグインをうまく利用してランディングページの作成に役立ててみてください。
パズル感覚でランディングページ(LP)が作れる最強テーマ「Colorful」
WordPressを使ってLP(ランディングページ)の制作をお考えなら「Colorful」がおすすめです。ランディングページを作るために開発されたテーマなので、プログラミングやデザインなどの知識がなくても、高品質なランディングページが作れるのが魅力です。
LP専用のプラグインなら「Danganページビルダー」
すでにWordPressでサイトを運営されている方には、テーマを変更しなくてもランディングページ制作機能を追加できる「Danganページビルダー」のプラグインをおすすめします。
【関連記事】LP制作プラグインの決定版!Danganページビルダーの評判は?使い方やサンプルページも紹介