人間関係に疲れた時に読みたいおすすめの本11冊|本質を解決できる古典からビジネス書まで

職場で上司との人間関係がうまくいかない

人間関係が苦手でいつも振り回される…

家族や友人との人間関係の悩みを相談する相手がいない…

職場、家族、友人……身近な人間関係の悩みって辛いですよね。

人それぞれ事情が違うので他人には分かってもらえないし、なかなか人にも相談できず、1人で抱え込みがちです。

そんな時に本を読むことを解決策を探す人も多いはずです。しかし「人間関係」というキーワードで本を調べてみると大量の本がヒットするため、どんな本を選べばいいのか分からなくなってしまいます。

そこで、今回は人間関係の悩みを解決するヒントになる本の選び方と、おすすめの本11冊を紹介します。古典から小説、ビジネス書まで幅広く紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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人間関係で悩んだ時の効果的な本の選び方と注意点

人間関係で悩んだ時には、表紙、タイトル、著者……からあなたのアンテナにひかかった本を複数選んでまず読んでみるのをおすすめします。

1冊読むだけであなたにピッタリな解決法を見つけるのは難しいでしょう。複数の本を読むことで悩みを解決できる方法やフレーズに出会える確率を上げます。

そこで、まずは本の選び方と注意点を解説します。

1.ノウハウ系と思想系の本をバランスよく選択する

人間関係の悩みに効く本は大きく2種類に分けられます。

精神的に楽になる思想系実践的なノウハウが書かれたハウツー系の本です。

思想系は現在の悩みをより高い視点で見直すことで、悩みを解きほぐしてくれます。

しかし、極端に偏った意見や宗教的な内容の本もあるので本選びに注意が必要です。

ハウツー本は即実行可能な方法が書かれていますが、うまくいく場合はいいのですが、失敗すると逆効果になり人間関係がこじれるリスクもあります。

そのため、バランスよく本選びをする必要があります。

2.人間関係に悩んだからといって心理学を学ぼうというのは間違い

また人間関係で悩むと「思い通りに人を動かす」などの大げさなタイトルがついた心理誘導系の本を読んでしまうことがあります。

しかし、心理学では人間関係の悩みの根本は解決しません。

心理誘導は本を読んで簡単に身につくものではないですし、そもそも人の心は変えられません。

「他人は変えることはできない。変えることができるのは自分だけ」

と理解して、自分の思考、行動を変えるのに参考になる本を選びましょう。

3.悩みの90%は人間関係の悩み

「嫌われる勇気」で広く知られるアドラー心理学では「すべての悩みは対人関係の悩みである」と断定しています。全ての悩みを突き詰めていくと、人間関係に行きつき、宇宙の中に他者がいなくなってしまえば悩みそのものが消え去るというのです。

逆に言えば人間関係の悩みを乗り越えられる知識・手段を手に入れさえすれば楽になり、一生幸せに過ごせるようになるのです。

職場や友人との人間関係がうまくいかない全ての人におすすめのベストセラー本3冊

それでは人間関係で悩んでいる人には定番のベストセラーを紹介します。読めば絶対得すること間違いなしのお墨付きの3冊です。

1.嫌われる勇気

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第1夜 トラウマを否定せよ

知られざる「第3の巨頭」
なぜ「人は変われる」なのか
トラウマは、存在しない
人は怒りを捏造する
過去に支配されない生き方
ソクラテスとアドラー
あなたは「このまま」でいいのか
あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの
人は常に「変わらない」という決心をしている
あなたの人生は「いま、ここ」で決まる

第2夜 すべての悩みは対人関係

なぜ自分のことが嫌いなのか
すべての悩みは「対人関係の悩み」である
劣等感は、主観的な思い込み
言い訳としての劣等コンプレックス
自慢する人は、劣等感を感じている
人生は他者との競争ではない
「お前の顔を気にしているのはお前だけ」
権力争いから復讐へ
非を認めることは「負け」じゃない
直面する「人生のタスク」をどう乗り越えるか
赤い糸と頑強な鎖
「人生の噓」から目を逸らすな
所有の心理学から使用の心理学へ

第3夜 他者の課題を切り捨てる

承認欲求を否定する
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない
「課題の分離」とはなにか
他者の課題を切り捨てよ
対人関係の悩みを一気に解消する方法
「ゴルディオスの結び目」を断て
承認欲求は不自由を強いる
ほんとうの自由とはなにか
対人関係のカードは、「わたし」が握っている

第4夜 世界の中心はどこにあるか

個人心理学と全体論
対人関係のゴールは「共同体感覚」
なぜ「わたし」にしか関心がないのか
あなたは世界の中心ではない

より大きな共同体の声を聴け

日本には馴染みの薄かったアドラー心理学を難しい心理学用語を全く使わずに分かりやすく解説しています。

100万部のベストセラーになり、タイトルが流行語にもなりました。

嫌われるぐらいに自分を押し出せという意味に誤解されがちですが、人の期待を満たすために行動するのをやめ、自分の課題に向き合えというメッセージが伝わります。

生き方に迷った青年の疑問に哲人が1つ1つ丁寧に答えていく対話形式で構成されていて、哲人の言葉を目の前で聞いているかのような臨場感を味わえます。

読んだ後は他者の目が前より気にならなくなり、視野が広くなったような気分が味わえます。

259ページ

2.エッセンシャル思考

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PART1 エッセンシャル思考とは何か

第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
第2章 選択──選ぶ力を取り戻す
第3章 ノイズ──大多数のものは無価値である
第4章 トレードオフ──何かを選ぶことは、何かを捨てること

PART2 見極める技術

第5章 孤独──考えるためのスペースをつくる
第6章 洞察──情報の本質をつかみとる
第7章 遊び──内なる子供の声を聴く
第8章 睡眠──1時間の眠りが数時間分の成果を生む
第9章 選抜── もっとも厳しい基準で決める

PART3 捨てる技術

第10章 目標──最終形を明確にする
第11章 拒否──断固として上手に断る
第12章 キャンセル──過去の損失を切り捨てる
第13章 編集──余剰を削り、本質を取り出す
第14章 線引き──境界を決めると自由になれる

PART4 しくみ化の技術

第15章 バッファ──最悪の事態を想定する
第16章 削減──仕事を減らし、成果を増やす
第17章 前進──小さな一歩を積み重ねる
第18章 習慣──本質的な行動を無意識化する
第19章 集中──「今、何が重要か」を考える
第20章 未来──エッセンシャル思考を生きる

最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ

エッセンシャル思考とは99%の無駄を捨てて1%の本質に集中するという考え方です。

仕事の取り組み方について書かれた本ですが、人間関係の悩みにも有効です。

「自分で物事の優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう」の言葉通りに、何が自分にとって大切なのかを知っていれば、必要のない人間関係に悩まなくてすみます。

他人の意見に左右されずに、本質を掴んで行動すれば、成果は目の前です。人生や仕事に迷ったときの指針になってくれる本です。

320ページ

3.天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ

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まえがき

ステージ1 才能って何だろう

アンナは終わった?
ハチ公、語り出す
凡人が天才を殺す理由
天才、秀才、凡人の関係
多数決は「天才を殺すナイフ」
大企業でイノベーションが起きない理由
紛糾する経営会議
天才が会社を去るとき。
アンナの覚悟 アンナとの出会い
アートとサイエンス、説明能力の違い
共感性は強いけれど危い
天才は見えないものが見える
広くて浅い反発vs.浅くて支持
共感を軸にした判断は「愚民政治」を招く
テクノロジー・アート・ミュージアム
ライバルは宇宙だ
人類の最大の敵は「飽き」 天才はすでに飽きている
配られたカードで戦え

ステージ2 相反する才能

世界の崩壊を防ぐ人たち
「最強の実行者」を巻き込む方法
異なる主語を持つ人たち
天才は物理で生き、秀才は法律で生きる
主語を変え、「最強の実行者」を巻き込む質問」
横田だったらどうする? 秀才が天才に抱く「憧れと嫉妬」
そもそも、サイエンスとは何か
科学の良さは失敗できること
社内の「サイレントキラー」を探せ 変更された会計基準
もう天才はいらない

ステージ3 武器を選び、戦え 共感の神=根回しおじさん

才能を「信じる力」 「自らの言葉」という最強の武器
他人の言葉をデトックスして、白状する
「僕らは」何をすべきなのか
武器とストッパー
それぞれの人の中に天才がいる ケンとの別れ
事業売却 「お前がいたから今の自分がいる」
季節はめぐる

解説
あとがき ブログに寄せられた感想
blog 凡人が、天才を殺すことがある理由。

なぜ日本では画期的なイノベーションが生まれにくいのか?

ビジネスで必要な3つの才能を「天才」=創造性、「秀才」=再現性、「凡人」=共感性と定義して、3つの才能は誰でももっており、その三者はときに殺し合うことがあり、それは組織の中でも起こります。

天才が殺される仕組みを解き明かし、それぞれの才能を活かすためには、才能を閉じ込めるストッパーの存在を知って取り除く必要があると解きます。

分かりやすいストーリーを読み進めるうちに、自分も他者も活かせる方法を学べます。

272ページ

人間関係で疲れた時に今すぐ実践できるノウハウや考え方が詰まったおすすめの本4冊

次に読んですぐに実行できて、悩みが解消され人間関係が楽になる即効性のあるノウハウ本4冊を紹介します。

今すぐ使える応急処置や早く悩みから解放されたいという方におすすめです。

1.私を振り回してくるあの人から 自分を守る本

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はじめに

なぜあなたは振り回されてしまうのか ?

本書のメソッドのポイントと効果

prologue  良好な人間関係は距離感が保たれている
相手と距離のとり方が上手い人
人間関係は「近いほどいい」という勘違い
愛されたいのか、嫌われたら困るのか――相手を分類する
人間関係は「優しさ」と「威圧感」のバランス
「もう、振り回されない」ための戦術リスト

method1 誰にも付け入らせないベースをつくる
5つの戦術で「相手より一段上にいる」意識と行動になる

method2 嫌われない、憎まれない「断り上手」になる
断り上手5つの心得
これでもう押し切られない!「断り方」の戦術13

method3 「ばれない威圧感」で相手を引かせる
威圧「感」とはまとうもの
「振り回され体質」を変える!「ばれない威圧感」の戦術15
メッセージアプリで巻き込まれない戦術5

method4 人を惹きつける魅力的な人間になる
「しがみつく」のではなく「惹きつける」

いつも他人に振り回されて疲弊している人のために、迷惑な人から自分をブロックする具体的な方法を伝授した本です。

自分の心を開け放ちすぎているの人は他人に利用されやすいのです。

ずるい相手から自分を守るためには、心のままに動くのではなく、心のために動くことが大事だと解きます。

心と言動を微妙にずらすことで、本心を見透かされなくなり、ずる賢い人に付け入る隙を与えなくなります。

相手の頼みごとを断る、タイミング、言葉使い、振る舞い方など具体的方法が満載です。

208ページ

2.職場の人間関係は自己肯定感が9割

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第1章 なぜ、自己肯定感を高めると職場の人間関係が好転するのか?—自分自身との関係性が、他人とのコミュニケーションに影響を与える

第2章 自己保身をやめれば、あなたは安心される存在になれる—怒り、嫉妬、違和感を持たれない人は知っている“自己防衛的”行動と態度

第3章 絶対的自己肯定感を高める5つのステップ—ゆるがない人間関係のベースをつくるために必要なこと

第4章 タイプ別で見る自己肯定感を下げないための対処法—苦手な人との絶妙なつき合い方

第5章 場面別で使える自己肯定感を下げない対処法—どんなビジネスシーンでも上手に切り抜けるには?

終章 1枚の紙に書くだけで自己肯定感は高められる—とても大切なのにおろそかにしてしまう「自分自身を認識する」こと

自己肯定感を高めることで職場の人間関係を良好にできると説いた本です。

根拠が不要な絶対的な自己肯定感を高めると、自分を好意的に認められて、対人関係にいい影響を及ぼし、おのずと会社の人間関係が改善されます。

絶対的な自己肯定感を高める方法を5つのステップに分けて、外部の条件に左右されない具体的な自分の価値を感じる方法を解説しています。

また、タイプ別や場面別で自己肯定感を下げない対処法も知ることができます。

216ページ

3.お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室

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3.5
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第1章 恋愛のそうだん

最近、好きな人ができました。
22年間、彼氏ができたことがない。 ほか

第2章 仕事のそうだん

窓口で申請受付などを担当しています。
「いつもの注文」が一生染みついたまま ほか

第3章 人間関係のそうだん

「人に負担をかけちゃいけない」「自分がやらなくちゃ」と思い、頼まれたことが断れません。
周りを気にしてしまい、生きづらさを感じます。 ほか

第4章 家族と将来のそうだん

進路のことで悩んでいます。
老いへの不安や絶望を、どのように昇華したらよいのかわかりません。 ほか

第5章 自分自身のそうだん

怠け者すぎて、やらなきゃいけない最低限のことすら、なかなかできないのが悩みです。
カマたくさんはADHDだそうですが、私もADHDかもしれません。 ほか

Twitterフォロワー数120万人を誇る新宿2丁目ゲイバーで働くかまタクの人生指南本第2弾。

著者の主張は至ってシンプルで、「自分は自分、他人は他人なので何を言われても関係ない」ということ。かまタク流の考え方を語った前作に対して、今作は相談者1人1人の悩みに答えていきます。

壮絶な生い立ちを乗り越えてきた著者にとって、他人の悩みはとっても些細なこと。

恋愛、人間関係、仕事、バッサバッサと切り捨てる毒舌が逆に小気味よくて痛快です。笑っているうちに小さな悩みが吹き飛んでいきます。

近くに相談できる相手がいない方におすすめの一冊です。

192ページ

4.反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

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第1章 反応する前に「まず、理解する」
第2章 良し悪しを「判断」しない
第3章 マイナスの感情で「損しない」
第4章 他人の目から「自由になる」
第5章 「正しく」競争する
最終章 考える「基準」を持つ

マインドフルネスに代表される原始仏教の教えを瞑想しない人にもかみ砕いて解説した仏教流悩み解決法。

悩みが生まれるのは心が反応するからで、無駄な反応をなくせば、悩みは根本的に解決できると説きます。

とくに第4章の人間関係の悩みに絞り、「他人の目から自由になる」は他人の評価を追いかけず、うっとうしいから相手から距離をおくための具体的方法が紹介されています。

224ページ

人間関係の本質を知ることで気持ちが楽になるおすすめの本4冊

最後に、人間関係の本質を知ることで気持ちが楽になる不朽の古典から最新の人気作までをご紹介します。

悩みを振り切り進むための背中を押してくれる珠玉の言葉がちりばめられています。折に触れて何度も読み直したくな名作ばかりの4冊です。

ゆっくりと人間関係について考えたいという時に読んでみることをおすすめします。

1.自省録

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5.0

紀元2世紀に生きた第16代ローマ帝国皇帝マルクス・アウレリウスが自分を鼓舞するために綴った手記。

「毎日を人生最後の日として過ごせ」人間の一生などほんの一瞬であり、形あるものも記憶もすべて、消えるもの、過去未来ではなく今ここに集中すること。

人間関係に関する項目では、他人のことで思いわずらうことに時間を浪費せずに、自分の心の動きに注意を向けて、信念を持って歩み続けることを繰り返し訴えます。

302ページ

2.多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

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4.0

タイトルは他人の行為でイヤな目にあって、その気持ちに引きずられて著者が友人に言われた言葉です。その一言で悩まなくなり、クヨクヨから脱出できました。

リアルの人間関係の上にSNS上の振る舞いも、気になる現代社会。

悩みの源のほとんどは、モヤモヤした気分をずっと引きずること、専門家ではなく悩みをもつ普通の人だからこそ分かる視点で、モヤモヤを解消するヒントが書かれています。

ゆるいネコキャラの4コマ漫画を読むうちに、SNS、人間関係、会社などの悩みが消え、心がスッキリします。普段本を読まない人でも読みやすい一冊です。

176ページ

3.道は開ける

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訳者まえがき

◇PART1 悩みに関する基本事項

1 今日、一日の区切りで生きよ
2 悩みを解決するための魔術的公式
3 悩みがもたらす副作用

◇PART2 悩みを分析する基礎技術

4 悩みの分析と解消法
5 仕事の悩みを半減させる方法

◇PART3 悩みの習慣を早期に断つ方法

6 心の中から悩みを追い出すには
7 カブトムシに打ち倒されるな
8 多くの悩みを閉め出すには
9 避けられない運命には調子を合わせる
10 悩みに歯止めをかける
11 おがくずを挽こうとするな

◇PART4 平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法

12 生活を転換させる指針
13 仕返しは高くつく
14 恩知らずを気にしない方法
15 百万ドルか、手持ちの財産か
16 自己を知り、自己に徹する
17 レモンを手に入れたらレモネードをつくれ
18 二週間でうつを治すには

◇PART5 悩みを完全に克服する方法

19 私の両親はいかにして悩みを克服したか

◇PART6 批判を気にしない方法

20 死んだ犬を蹴飛ばす者はいない
21 非難に傷つかないためには
22 私の犯した愚かな行為

◇PART7 疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法

23 活動時間を一時間増やすには
24 疲れの原因とその対策
25 疲労を忘れ、若さを保つ方法
26 疲労と悩みを予防する四つの習慣
27 疲労や悩みの原因となる倦怠を追い払うには
28 不眠症で悩まないために

「人を動かす」で知られるアメリカの自己啓発の大家デール・カーネーギーのもう一冊の名著。

今日一日にすべての知恵と情熱を傾けることが、明日に備える最上の手段と語ります。

不安に対抗するためには、最悪の事態を想定し、それを受け入れる決意し、最悪の事態を改善すべく、落ち着いて時間と労力を注ぎこむこと。

不安に立ち向かい、前進する方法が懇切丁寧に書かれた本当に役に立つ自己啓発本です。

442ページ

4.人生なんてくそくらえ

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3.0

芥川賞作家の著者が語る劇薬入り人生論。

社会、家族、恋愛などは、欲望の上に塗り固められた虚飾に過ぎないと断罪し、何者にも頼らず自分だけで人生を切り開けと読者を鼓舞します。

一般の人がクヨクヨと悩んでいる存在そのものを、気持ちいいほどにバッサリと否定。読者に厳しい口調で自立心をうながしながら、根底では人生を肯定しており、生きる勇気がもらえる内容です。

悩んでどうしようもない時に強く背中を押してくれる一冊です。

204ページ

さいごに

いかがだったでしょうか。

今回はシュチュエーション別に人間関係で悩んだ時におすすめの本をご紹介しました。

人間関係は相手があることのため、自分だけで悩んでも解決できないため難しい問題です。

しかし、人間関係の本質や処世術、考え方やノウハウを学ぶことで解決できる問題もあります。

ご紹介した本を読んでいただき、悩んでいたことが少しでも楽になるヒントが見つかることを願っています。

それでは、自分らしく生きる素敵な人生をお過ごしください。

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